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2007年02月25日(日) ◇ プリウスとヴィッツ (エコ)

 プリウスと、ヴィッツ、両方ともトヨタの車です。
 で、この両方について、色々調べてみた。要は、どっちがよりエコなのか、という問題です。

価格
燃費
1km当りのガソリン代(120円/Lとして)
プリウス
2,200,000円
30Km/L
4円/Km
ヴィッツ
1,200,000円
20Km/L
6円/Km

1,000,000円
10Km/L
-2円/Km
 つまり、1km走る毎に、ヴィッツのほうが、2円余計にかかる。  ヴィッツでどれだけ走ると、初期購入費用の差額の1,000,000円と、プリウスより多くかかる燃料代が同額になるか、計算してみた。
 1,0000,000円 ÷ 2円/Km = 50万Km となった。
<検算>
※プリウス 50万キロ÷30km/L=16666L 16666L×120円=200万円(50万キロ走るガソリン代)
 200万円(50万キロ走るガソリン代)+220万円(本体)=420万円
※ヴィッツ 50万キロ÷20km/L=25000L 25000L×120円=300万円(50万キロ走るガソリン代)
 300万円(50万キロ走るガソリン代)+120万円(本体)=420万円

 要するに、50万Km走るまでは、ヴィッツの方が、ランニングコストも含めたコストで下回る計算になった。

 で、どっちがエコなのか、っていう事になるんだけど、価格と、エネルギー消費量=CO2排出量が比例するとする考えに基づくと、50万Km走るまでは、ヴィッツの方が有利で、それ以上走ると、プリウスの方が有利になります。
 要するに、プリウスの方は、最初製造時に、100万円高い訳で、その分のエネルギーを消費して、広告宣伝費なのか、開発研究費なのか、材料の採掘費なのか加工費なのか、わからないけど、エネルギーを消費していて、それは、結局CO2の排出量と比例しています。
 概念的にわかりやすく表現すると、製造されるまでに、プリウスの方が、100万円分の化石燃料を消費しているって言っていいと思います。

 いや、本当に、プリウスの方が、別資源の量に制約されなかったり、燃費が良くて、車体の製造にもCO2が排出されない=エコな車なら、全部プリウスにしちゃえばいいじゃないかと思うし、それができないって事は、車体の製造原価がかかっていて、製造時にコスト=エネルギー消費をしていると思います。
 プリウスは、燃費が良くても、製造時にそれを上回るコストがかかっているんじゃ、CO2削減にはつながらない。要は、車のライフサイクル全体を通じて、ヴィッツと同等のコストに、プリウスがなって、初めてエコカーといえる。

 いや、原価で言っちゃうと、ガソリンエンジンと電気モータを両方積んで、バッテリーも多く積んでる、ハイブリッドカーが、電気モータ、または、ガソリンエンジンの、どちらか一方を積む車より安くなる道理が無いと思うのです。
 また、ガソリンエンジンの原価がどんなに安くなっても、+電気モータの原価っていう構図は、変わらないと思うんです。
 そして、大量に作っていて安価なガソリンエンジンより、少量しか作られない電気モータの方が、原価は圧倒的に高いと思うのです。
 量だけが、コストの原因なら、生産量が逆転すれば、コストも逆転するのですが、そうならない理由は、よくわかりませんが、技術か、資源の量か、なにか原因があるように思います。

 ヴィッツの方が、ガソリン車なので、安く作れて、製造原価がより安い(利幅が広い)だろうから、そっちの方で、トヨタは儲かって、ガソリン車で儲けた金をエコ開発、エコ車製造につぎ込んでるんじゃないかとも、思えるのです。
 なら、プリウスは、トヨタが儲からない車ということになりますし、エコ開発につぎ込むかはわかりませんが、金をトヨタに落としたいなら、プリウスよりヴィッツを買った方がいいということになります。
  1. 2007/02/25/(日) 09:23
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2007年02月23日(金) ◇ エネルギーの価格を下げる技術 (エコ)

 価格とエネルギー消費量とCO2排出量が、比例する関係にあるんじゃないかと、書いたんだけど、その記事で全然触れなかった要素があるので書いておきたい。
 金融と、量の技術(投資と償却)、補助金、この3つである。

 補助金について言えば、ある事柄に、国や地方自治体が補助金を出せば、実際のエネルギー消費量より、価格を低くすることができる。そうやって出来た品物は、見た目、安いのでエネルギー消費量と一致しない。

 金融は、量と絡むんだけど、でかいプラントを建てて、石油を大量に精製するのに、銀行が大金を貸す。そうすれば、最初に投資という、エネルギー消費がされて、一定以上の製油がされて、販売されて、毎年お金を銀行に返済する。
 その場合、消費される量が、一定量キープできれば、一定の価格/量を維持して、販売できて、償却できる。
 もし、投資したにもかかわらず、消費量が減ってしまえば、どうなるだろう。そうすれば、価格/量を同じとした場合、投資を回収するための、販売収入が減り、回収できる金額が減ることになる。
 消費量が減って、もし、回収する金額を同じとした場合、量あたりの価格を上げることになるだろう。そうしないと、銀行への返済が滞ることになる。

 つまり、既存のエネルギーよりも、量あたりのエネルギー価格を安く設定して、多くの金額を投資して、大量に生産することで、石油の価格を安くすることが出来た。
 逆に、実際エネルギーの消費量が減ったとしたら、量あたりのエネルギー生産コストが上昇する。
 同時に、エネルギーの消費量が、維持できなければ、金融システムで、量あたりのエネルギー生産コストを維持できない。

 実際、日本全体で、消費者のサイフが一気に締まって金額ベースで数%減少すれば、数%もの石油の消費量の減少が起こるだろう。(それは、経済的に言えば、大きな問題と思うけど、それは別の記事で考えてみたい。)

 エネルギー政策とは、金融が、いかにエネルギー産業に投資をするかという事が、鍵であり、投資をした以上、後戻りができないので、何にどう投資するか、投資しないのかが、鍵といえると思います。
  1. 2007/02/23/(金) 16:40
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2007年02月20日(火) ◇ モノと価格とエネルギー消費 (エコ)

 モノを買うと、価格がついて来る訳です。ガソリンを買っても、灯油を買っても、価格がついて来る訳です。
 ガソリンとか、灯油を買うと、それを燃やす訳ですから、当然、その分のCO2が発生するのは、よくわかりますし、車を走らせても、CO2が発生するのはよくわかります。

 では、モノを買うとCO2は、どう発生するのか。
 例えば、モノを買うということは、販売店の人件費、光熱費、広告の人件費、光熱費、運送の人件費、光熱費、製造の人件費、光熱費、それらの税が全て加算されて、さらに、利益が加算された代金を支払うっていうことなんです。
 それぞれの過程で、別のモノを買うっていう費用も生じてるんだけど、それは、結局、人件費と、光熱費と、取り出す前のの資源(鉱石とか原油とか水)に還元されちゃうと思うんです。

 どのモノを買っても、価格は、人件費と光熱費の集合体です。

 人件費ですが、どの業種の人も、普通に暮らす訳です。
 日本で暮らす人の平均消費者のエネルギー消費量っていうものを、使うと考えられる訳です。(賃金をもらえば、貯金に回す部分もあるでしょうが。)

 結局、価格っていうものは、そのモノを作るためのエネルギー量とみなして、価格同士を比較することができるんじゃないかと思うのです。
 で、そのエネルギー消費量は、CO2を消費する量と比例していると考えていいのじゃないかと思うのです。

 モノを買う過程で、外国産製品を買うと、為替レートや、種種の効果で変わるでしょうし、企業の中で、ある製品は利益が出なくても広告効果を得るため安価な価格をつけて、別の製品で利益を得るという事もあります。これらの要素もありますので、価格とCO2発生量が単純に対応しないケースもあると思います。

 日本全体のCO2発生量/日本の国内総生産=1円あたりのCO2発生量が換算されるんじゃないかと、すると、国内産であれば、安価なものほど、CO2発生量が少ないんじゃないかという風に思うのです。


 長くなりました。要は、個人の購買行動で、CO2を減らすのに 唯一効果があるのは、購買量を減らす、金額を減らす、それのみじゃないかと考えたのです。
 いや、高くてもエコ製品を買うという考え方自体が、理屈と正反対なもので、むしろおかしいと思ったのです。

 グリーン電力でプレミアムを払って、風力発電を支えても、研究開発費に回るのでしょうか。
 お役人の出向先で、無駄に使うんじゃ意味がないのと同様に、価格が高いままじゃ意味がないんです。要は、ソコなんです。頭の良い人たちが、研究して成果を出す、そこにお金が回らなければ、無意味なのです。

 あっけらかんと、価格とエネルギー消費量の関係を無視して、グリーン電力でCO2排出量を削減しましたよ、と言われちゃうと、それはおかしくないかと、むしろ隠そうとするのに近いんじゃないかと、思うのです。

 エネルギー政策っていうのは、量的なもので、石油が安価で供給されるのも、量的な裏づけがあるから優位性が確保できるからじゃないかと思います。
 例えば、風力発電が、安価でメンテナンスフリーな発電機を作る技術開発をしても、鉄鉱石の量がボトルネックになって、作れるエネルギー量を増やせなければ意味がない、と思ったのです。
  1. 2007/02/20/(火) 12:11
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2007年02月18日(日) ◇ リサイクルは地球にやさしくない (エコ)

 TBSラジオの「サイエンスサイトーク」を聴いてたら、紙のリサイクルと、ペットボトルのリサイクルが、地球にやさしくないっていう話をしてた。
 紙のリサイクルについては、南の国の熱帯雨林が失われているにもかかわらず、北のパルプ生産のための管理された森林はむしろ増えていて、逆に、リサイクルで再生産可能な森林管理者がダメージを受けているという話、紙リサイクルのコスト=新たなエネルギー消費を産んでいるという話だった。
 ペットボトルのリサイクルは、回収のための費用と、リサイクルの処理費用で、原価が3倍になってしまうため、分別されたペットボトルは、ほとんど焼却処理されているという話だった。

 なるほど、化石燃料を中東から、日本まで運んでも、採算が取れるのは、量的に非常に大きいという事によるのだろう。
 逆に、リサイクルが、一回バラバラになった個々の資源を集める段階と、資源を再投入する段階で、結局、エネルギーを浪費して、環境にやさしくないという話で、あと、リサイクルを地球にやさしいという宣伝は、消費者に大量に消費してもらいたいペットボトルのメーカーの意向でなされているというのも、納得がいった。

 風力発電って、どうなんでしょうか。あれって、風力発電設備を作ったり、メンテナンスしたりするコストをエネルギー換算したら、CO2削減に寄与できるかと、疑問に思うのです。

 鉄鉱石の価格が上がっているから風力発電機の価格が上がっているっていうコメントを、管理人だけにもらったのですが、それって、風力発電の大規模化に鉄鉱石資源の量がボトルネックになってるっていうことなんじゃないかと、思いました。

 この前、グリーン電力っていう記事で、「プレミアム価格を払うから、技術開発してコストを下げてね。」って書いたんですが、そうだと思います。
 例えば、非常にメンテナンス性のよいコストの安い風力発電機が出来るとして、その電力で、製造にかかるエネルギーを上回ることが出来るとしても、それって、風力発電機を作ってないと、技術改善する機会って得られないと思うんですね。

 にしても、鉄鉱石の量がボトルネックになってるとすると、これって、致命的な欠陥かもしれません。例えば、日本の電力の10%を賄う電力を得るために風力発電所を建てると、どれだけの鉄鉱石が必要か考えてみて、それが、資源の量として、可能な量なのか、そういう問題が残ると思うんですね。どうなんでしょうか。
  1. 2007/02/18/(日) 23:21
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2007年02月04日(日) ◇ グリーン電力 (エコ)

 グリーン電力ってなんだろう。コンセントから緑色の電気が出てくるわけじゃないだろうし、よくわからない人が多いだろう。
 単純にいえば、水力、風力、バイオマスなどのCO2(二酸化炭素)を排出しない電力のコトを総称して、緑=「グリーン」電力というらしい。

 それで、そのグリーン電力を買うことが出来るらしい。
 日本自然エネルギー株式会社という会社があって、ここでは、グリーン電力証書システムを運営していて、このグリーン電力証書を買うことで、グリーン電力を買うことが出来る。

 電力供給自体は、今までどおり、地元の電力会社から普通に受ける。じゃ、どうやってグリーン電力を買うのか。
 1、グリーン電力証書を買う=グリーン電力の発電を日本自然エネルギー会社に依頼する。
 2、日本自然エネルギー会社は、グリーン電力の発電を、自然エネルギー発電事業者(電力会社など)などに委託して、委託費を払う。
 3、発電したグリーン電力自体は、自然エネルギー発電事業者(地元の電力会社)に販売され、消費される。

 ということらしい。サイトの説明では、
 環境付加価値の販売 と 電気自体の販売 を分離することで、電力会社のエリアにかかわらず、最も効率的な自然エネルギー発電の利用が可能になります。
 ということらしい。

 ふーん、、、なんか腑に落ちないなぁ。プレミアム料金を払って、CO2を削減した電力を購入する、、というか、、、既存の水力とか風力発電の電気って、普通使ってる電気にも混ざってると思うんです。
 要するに、グリーン電力の総量が一定な限り、誰かがグリーン電力を購入して、CO2の排出量が減ったら、同量だけグリーン電力を買ってない人の電気で、CO2排出量が増えるんじゃないのかと思うのです。

 そうそう、だから、このグリーン電力証書を買っても、グリーン電力の発電量が増えない限り、実際は、CO2は減らないんですよね。なんか、グリーン電力に、水力が含まれてるあたりで、既存のたくさんのダムの水力発電を全部、グリーン電力にして、プレミアつけて売ることができるだろうなと、単純に思うんです。

 さらに言えば、グリーン電力だから、値段が高いっていうのが、いかにもおかしいような気がするのです。本筋言っちゃえば、技術開発で、安価なグリーン電力が開発されないと、CO2は減らせないんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょうか。
 いや、グリーン電力へのプレミアムが、実際、現在の技術力で適正な価格だとしたら、その分原価がかかってるわけで、なにかが消費されてるんじゃないかと、思うのですよ。
 それは、鉄だとか、アルミだとかの材料費なのかもしれません。材料費なら、材料を作るエネルギーを消費している訳で、その際にCO2が発生してることが無視されてると思うのです。

 お金で解決したように見えても、解決になってないんじゃないか、と思うんですが、どうなんでしょうか。実際、かかってるお金が、特許権料とかの知的財産なら、エネルギー消費に繋がらないと思うんですが、それ以外は、エネルギー消費=CO2の発生と関係が深いと思うんですが、どうなんでしょうか。

 要するに、好意的に考えれば、グリーン電力にプレミアムを払うから、技術開発をして、風力とか水力のグリーン電力の原価を安くしてね、っていう事だと思うのです。
 まぁ、こういわないと、正しく事象を説明して無いと思うのですよ。グリーン電力を買えば、即CO2削減につながると言うのは、納豆を食べれば痩せられるっていうのと同じくらい大雑把な言い方に思うのです。
  1. 2007/02/04/(日) 08:14
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