役所と民間で、一番違うのは、民間が扱っている金は「社長の金」という感覚で、役所は「他人の金」という感覚です。
社会保険庁で横領が、多数あって、しかも、刑事告発もされず、あいまいに終わっている件が多いというニュースが流れています。
桝添厚生労働大臣が、「横領のようなことをやった連中は、きちんと牢屋に入ってもらう」といったのですが、賛成です。
要するに、役人の「生首」を取って、こうなるぞってやらないと、役人は、公金=「他人の金」なので、横領をジャンジャンやるわけです。
しかも、幼稚なやり方で横領をやってて、目に余ることがあっても、それを刑事告発しても、出世に繋がらないので、退職金まで渡して、退職させたりするのです。
逆にいえば、民間の創業者社長は、「会社の金」=「社長の金」っていう意識ですから、社長が自由に会社の預金を出せるようにしていて、社長が会社の預金を自由に現金にして、何に使っているか、使っていないのかわかりません。
基本、「俺の金を使って何が悪い」ということで、「きちんと処理できてないのは経理のせい」という結論ありきです。
社長が気に入らなければ、業務をたくさん押し付けてパンクさせたり、陰で殴ったり、いじめたり、首にしたりできます。
社長が自由に会社の預金を使えるように、セキュリティホールを開けておきながら、社長以外の人間がそれを使って、会社の金を使い込むことに関しては、社長は非常に厳しくなります。
挙句の果て、金を使い込んだ社長以外の人を辞めさせて、社長が会社の金を使った分まで、社内的には、そのせいにします。
いや、簿記とか、経理って、学問的には、そこそこ出来ているんでしょうけど、社内の力で、証拠を作らせないようにして、黒いものを白く出来なくても、黒いかどうかわからなくすることができて、簿記とか経理には、それに抗う力はありません。
逆に、役人の横領は刑事告発をしないといけないという法律が罰則付でないと、役人は身内に徹底的に甘いと思います。そういう意味では、舛添大臣が、怒ってみせても、法律を変えないと、足りないと思います。
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2007/09/06/(木) 00:00
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