SCE久夛良木CEOが取締役を退任して、SCE名誉会長になるというニュースがあった。それにしても、PS3発売後、およそ半年後に退任発表である。この半年間のPS3の販売不振の責任をとったという見方が大方なんだろう。
ただ、推測だけど、PS3の今後の反転攻勢をかけるための戦略で、大きく「ゲーム機寄り」に変える戦略と、PS3を「高級レストラン」とした久夛良木氏の戦略に、乖離が激しくなったことがあったんじゃないかと思う。
ゲーム機として考えて、ハードディスクを搭載しないPS3(XBOX360風に言えば、PS3コアシステム。)の併売をする戦略と、エンターティメントコンピュータとして、ハードディスクの全PS3搭載を維持する戦略があると思う。
もし、ハードディスクをPS3から外しても、ブルーレイからゲームをロードして動かすだけならできるはずと思う。
ゲーム機としてみた場合、そういう仕様変更をした低価格PS3で反転攻勢をかけるというシナリオが考えられる。その場合、ハードディスクを前提としたソフトの開発販売は難しくなり、PS3をエンターティメントコンピュータとした戦略とは、並立しない。
久夛良木氏は、PS3で「高級レストラン」を提唱して、「PC化」を推進してきた。その久夛良木氏が、SCEを去るというのは、「高級レストラン」からの路線変更というメッセージとして読めはしないだろうか。
いずれにしても、PSの父と言われる久夛良木氏が、SCEを去るのだから、尋常なことでないと思う。PS3の今後の戦略をめぐって、SCE内部で激しい議論が行われた末ではないだろうか。
今後の推移を見守ってゆきたい。
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2007/04/29/(日) 00:28
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