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2011年12月31日(土) ◇ 猪苗代湖ズ (考えたこと)

 音楽の力って、無力と改めて思いました。権力者に媚びるように、、というか、「補償無くして、救済なし。」が、現実の福島県民の立場だろうけど、そういう事は、音楽家は言えないというか、言わないんだな、、。
 「土地を放射能で汚しやがって、東京電力のバカ野郎!。」というのが、魂の叫びと思うし、「ただちに健康に影響は無いとか言いやがって、無責任政府のバカ野郎!」とか、「大本営放送やりやがって、福島県民、国民の立場に立たないNHKのバカ野郎!」とか言うべき事があると思いますが、そういう事は、一切口に出さずに、猪苗代湖ズは、「福島が好き、福島を愛している」とキモいメッセージを投げるだけ。

 NHKの立場は国と福島県民で違う場合には国が優先されるので、「東電由来の放射能で土地が汚染された事」への補償を福島県民に考えさせないという暗黙のレギュレーションがあって、それに迎合して曲を作る事が、猪苗代湖ズのキモさの本質と思います。
 土地に帰れないのを嘆く事と除染に協力する事は、ギリギリ暗黙のレギュレーションの範囲内で、東電や国に全面的な所得の保証・土地の買い上げ・刑事責任の追及を求める事は範囲外という。

 3.11前の「福島」は「終」りました。コメを作っても、他県では含まれない量のセシウムが含まれる中通り。双葉大熊、警戒区域は「死の灰」が大量に降った「死の町」になり、人が住めない所になりました。
 こんな町に「未来」はありません。未来の無い町に「復興」なんか、まやかしもいい所です。まず「避難」させて「所得」を「補償」して「救済」して、その後に「除染」出来たら、初めて「復興」と「未来」を語れるんです。何が福島の「復興」なくして、日本の「復興」は無いだか、とんでもないごまかしです。ごく一部の「避難」しかさせてません。間の「所得」の「補償」も「救済」も知らんぷりです。

 「詞・詩」側の立場に立てば、こういうロジックが「詞・詩」で表現できない「詞・詩」は、体をなしていない事になります。「国破れて山河あり」というのは「詩」です。福島県の現状を、「詩」で憂うなら、「国汚れて、死の町あり」です。
 猪苗代湖ズが、ブログを書いているのか知りませんが、もし猪苗代湖ズの立場でブログを書くなら、こういう事です。
 でもって、これは、放射能が降った東京・関東地方の人間にとっては、運が良く西風が多くて、福島市のおよそ10~20分の1位の放射性物質の降下量になり、東京・関東が全て終わらなかっただけです。原発が本気を出してれば、日本が終わってました。関東全部が飯舘村の様になってた可能性があって、太平洋戦争どころじゃありません。

 日本は「終」の瀬戸際、寸前まで行きました、東京電力福島第一原発事故のせいで。猪苗代湖ズの皆さんの様に、東京都民が西に避難して、スカイツリーズなりを結成して、気持ち悪い歌を歌う流浪の民になる瀬戸際でした。
 何が「絆」だか、、お笑いもいい所、今年を振り返ると「終」の地獄絵図がはっきり見えた年でした。
  1. 2011/12/31 (土) 21:59
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