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2011年09月05日(月) ◇ 福島の復興なくして日本の復興はない (考えたこと)

 1マイクロシーベルト/時という福島県福島市の放射線量は、東京周辺の放射線量、0.1マイクロシーベルト/時のおよそ10倍です。単純な疑問として、10倍の放射線量に人間の体が耐えられるのか?という疑問があります。
 1マイクロシーベルト/時を、×24×365すると、8760マイクロシーベルト/年。8.76ミリシーベルトになります。事故前の国の基準、1ミリのおよそ8倍になります。

 色々な国の高官や国の偉い人が福島市を訪れましたが、1マイクロシーベルト/時は、半日いても、12マイクロシーベルトにしかならず、それは被曝量としてごく少ないのです。だから、ちょっとだけ福島市に、ちょっとだけ滞在しても問題ないのです。何十万人という住民が、ずっと住み続けられる場所なのかどうかとは、全く関係のない話です。

 健康被害の面は、後から書きますが、経済的被害の面を言うと、およそ1マイクロシーベルト/時の土地、50万ベクレル/平方mで汚染された土地を売れなくなった被害、汚染された土地に買い手がつかないので、市場価値が極度に下落した被害は、全く補償されてません。
 これだけで、福島県民が受けた資産的損失は、いわば福島県の中通り全体の地価がなくなったのと等しく、極めて膨大な金額です。土地を担保にしてお金を借りる事も出来なくなり、土地を売って他の土地に行く事も出来なくなり、借金して土地や家を買った人は、住み続けるしか経済的な選択肢がない事になります。
 土地の資産価値が無くなった事は、福島県の経済にとって、かつてない非常に厳しい状況です。

 健康被害の面を書くと、何パーセントの人が東電福島第一原発事故の放射能汚染によって、がんに罹患するのか、死ぬのかという問題です。がんだけでなく、放射線が遺伝子を傷つける事による免疫力の低下など、様々な健康被害が起こるんじゃないかと心配されますが、とりあえず最も深刻ながんについて、考えるべき問題です。
 この問題が「福島市の復興」で、どれだけの犠牲を払うかで、「福島市の復興」がそもそも可能かどうかに直結する話なのに、国もマスメディアも避けて通るという、非常に無責任な立場を取ってます。

 20ミリシーベルトを浴びると、0.1%の人ががんで死に、0.2%の人ががんになると、衆議院の委員会でがんセンターの所長が言っていると理解しました。(言い方は、わざとわかりづらく言ってる節があって、とても読み解くのに困りましたが。)
 この20ミリシーベルトうんぬんは、子供だけの数値じゃないだろうから、子供に適用するのには、数倍にする必要があるので、5倍とし、20ミリで、0.5%のがん死とすると、今、福島市は、8ミリ/年な訳で、比例すると考えて、8ミリで、0.2%の子供のがん死があると考えました。同様に、8ミリ/年で、子供のがん罹患率は、0.4%と考えました。
 撒かれたセシウムは、30年が半減期のモノが半分、3年が半減期のモノが半分とすると、放射線量は、30年でおよそ1/4になると考えました。30年後に、8ミリ/年の1/4の2ミリになる計算です。
 積分するのが正しいのでしょうが、三角形として考えると、8ミリ~2ミリに減ってゆく部分は、0.15%×30÷2=2.25%となります。減らない部分も考えると、0.05%×30=1.5%となります。
 合算すると、3.75%となります。単純にこれを罹患数に換算するために、倍にすると、7.5%となります。

 と、30年で、福島市の子供ががんになる率は、7.5%となり、その中でがん死する率は、3.75%と計算しました。

 この数値が正しいのか、疑問になる点を挙げます。
 1、積分の問題。三角形で考えたから、数値の計算に誤差があるだろう。
 2、20ミリシーベルトのがん死の率を子供という事で、5倍にした点。モデルとしては、3倍でもいいと思いました。その場合、この数値の3/5になり、がんになる確率は、4.5%、その中でがん死する確率は、2.25%です。
 3、20ミリシーベルトのがん死の確率を、比例させて8ミリで考えた点。8ミリの方が、もうちょっと減るかもと思いました。

 にしても、私の計算では、1%は降らない福島市の子供ががんになる率が出ました。深刻な状態と思いました。
 これが本当に正しい試算の仕方なのかという疑問と、これが本当だとしたら、これは国は隠すだろうという考えと、マスメディアもある程度考えても、知らんぷりするんじゃないかと思いました。

 こういう素人の計算が明確に否定されない限り、「福島の復興」は絵にかいたモチと思いました。
 実際にどうなるかは、10年経ってみればわかる話、3~4年後には、傾向が見えてくる話と思います。

 「福島の復興」とか「福島の復興なくして、日本の復興はない」と議論をする前に、「福島の復興」のために、どれだけの子供たちの犠牲をこれから払うのか、しっかりと冷静に見定めないといけない話と思いました。
 国や県の立場にいる人が、(3年後にはその立場にいないのをいい事にして、)「福島の復興」という甘言だけをいい、30年後までに、どれだけの健康被害が発生するという公約を政治的に示さないのは、とても無責任と思いました。

 「福島の復興なくして、日本の復興はない」と言う前に、頭書に書いた異常な放射能汚染があるのに、経済的な損失があり、経済的に補償されないために、福島から避難できない人がたくさんいるのが、現実です。
  1. 2011/09/05 (月) 06:35
  2. | トラックバック:2
  3. | コメント:2

コメント

2011年09月06日 ◇ 

中学生の作文みたいな文章ですね。
3点。
  1. 2011/09/06(火) 18:03:53 |
  2. URL |
  3. #-

2011年10月08日 ◇ いいね。

URLのA3に福島県では環境線量10マイクロシーベルト/時であれば
外で遊んでも問題無いと書いてます。
年間87.6ミリシーベルトぐらいですかね?

1点。子供の放射線への影響についてですが
大人の3倍や5倍や、人によっては10倍という話をしている人もいます。

あと。私の疑問として
線量と被害の人数が直線関係として出るかが疑問です。

つまり、大人の20ミリシーベルトと子供の4ミリシーベルトが同じ影響度だったとして
子供と大人が同じ20ミリシーベルトの場所だと
子供の方が被害人数が5倍となるかという話です。

全体的に面白い内容でした。将来どんな結果が出たとしても
それが本当の真実の結果なんでしょうね。
  1. 2011/10/08(土) 21:45:57 |
  2. URL |
  3. #-

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