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2010年10月04日(月) ◇ 「けいおん!!」 放送終了後に樹海に行った人の数↓ (アニメ、声優)

 タイトルは、2ちゃんねるのスレタイ風ですが、内容は「けいおん!」と「けいおん!!」を振り返っての感想です。

 今週から、「けいおん!!」の新作の放送がないんだなぁと寂しくなります。毎週あの濃密な1話が、6ヶ月続きましたから、「けいおん!!」分の不足に悩まされるんだろうなと思います。

 気がついた事を、羅列してゆきたいと思います。

 「けいおん!!」第24話、「天使にあえたよ」を唯が歌いだすシーン。ギー太を持った唯がくるっと振り返って、正面のカットから、横顔のカットに切り替わるシーン。
 あのシーンは、印象に残りました。あの横顔、まず、正面からのカットにして口パクにすれば、顎というか顔全体を動かさなくていい分、作画は格段に楽になるはず。ライブシーンの唯の横顔といえば、思い出すのが「けいおん!」1期第12話の最後のライブのシーン、あのシーンの唯の横顔(だけ)は、個人的に納得がいかない作画でした。カット割りが変わって直後の正面の唯ちゃんの動きとつながってないのです。

 「けいおん!」1期第12話のライブの横顔のシーンは、前後に動きすぎ、頬が膨らみすぎ、要するに動き過ぎなんです。でも、これは演出の範囲内だし、その前後の作画を考えると、(他の会社の作品なら、京アニでも)あえて言う程でない程の完成度の低さじゃないかと思うのです。

 で、「けいおん!!」第24話、「天使にふれたよ」を唯が歌いだすシーン。あえて、横顔から唯が歌いだすのは、2期をやる以上、あの1期の横顔を超える唯の完璧な横顔、完璧な作画を目指したんじゃないかと思ったのです。
 1期をやった以上、当然2期では1期の反省点があれば、それを直してゆくべきと考えたんじゃないかと思ったのです。
 何度も「けいおん!!」第24話、「天使にふれたよ」を唯が歌いだすシーンを見ましたが、情感がこもっていて完璧というか、あんなに歌の内容と歌とシンクロした表情、動きの作画は見たことないです。唯の梓への気持ち(感謝なんだろうな)が美しく表現されていたと思います。

 という訳で、「けいおん!!」2期は、1期でやり残した事を完璧に仕上げる事、それが作る側のテーマじゃないかと思いました。

 2期1話のオープニングで度肝を抜かれたのが、カメラがHTTの周りをぐるぐる回るシーン。あれは、多分ニコニコ動画でHTT全員のMMDモデルが作られた事に京アニが触発されて、「そんなものただ回すだけなら、一回フルCGで作ったモノを1枚1枚分解してトレースして作画すれば、絵の触感とCGの両方のイイ所取りでフルアニメーションが作れるじゃん。」という、他に類を見ない贅沢な作画を行った結果と思います。
 MMDでアマチュアがHTTの作画をフルCGで行った結果、プロである京アニがそれを超えるべく、超本気を出した結果が、あのぐるぐる回るシーンと思いました。あの後、あまりHTTのMMDを見かけなくなりました。放送中ということもあるんでしょうが、MMDを超えた作画に、MMDを作る側が気圧された結果と思いました。

 あと、2期1話オープニングで、冬のシーン、澪が氷の上でバランスを崩して律に倒れかかって、結局二人ともしゃがみこんでしまうシーン。あれは、すごかったなぁ。引力と摩擦力の減少、つまり物理特性のある世界の描写を徹底させる「けいおん!!」2期の作画の目標を示したカットというか、ただキャラが可愛く歩いて笑ってだけじゃなくて、ニュートン物理にしたがって動くという、アニメーションの究極の目標なんじゃないかな、それを澪、律のキャラと絡めて描いた所が凄かったです。

 逆に、1期で過剰なまでにやった水着回が潜めた事。HTTは、唯が3年生の時にムギの別荘に合宿に(遊びに)行ったんでしょうか?。これは、1期でやった水着回が好評で、なのであえて、肌色にこだわらなくても2期はやれるんだという、製作側の意地を感じました。こういった直後に、映画で3年の水着回が補完されたら笑いますね。

 あと、キャラが切り替わってゆく時、足からバストショットやお腹から上の絵に切り替わってゆくシーンが特に目立った事。これは、毎回必ずあったんじゃないかな。で、足が写っただけで誰の足なのかがわかること。ただムギの足と律の足は、わかりづらかったです。唯は黒タイツ、澪は黒の短いソックス、律とムギは白の短いソックスなんです。で、あしが微妙に太くて白い方がムギなんです。第14話、ムギ律でならんで外を歩くシーン、シャツをスカートの外に出してる律、微妙に足が白くて太いムギ。歩き方もちょっとだけ律の方が外向きの所とか。
 あずにゃんは黒の短いソックス、憂は白の短いソックス、純は黒の短いソックス、で、足のアップの時でも、歩き方でも、それぞれのキャラが書き分けられているんです。

 こんな微妙な作画見たことないというか、足先、指先、目線の動かし方で、キャラを表現しつくして「実在感」を表現する「けいおん!!」の一部として、足の描き分けにこだわってみました。

 「うんたん」から「萌え萌えきゅん!」、「あずにゃん猫耳」、「アイス~」、「平沢姉妹」とキャラ萌えを細かい動画で動かして引っ張ってきたのが、「けいおん!!」1期なら、その萌えキャラを物理に従って萌えたままさりげなく動かして、キャラ萌えを深めたのが「けいおん!!」2期と思います。
 同時に卒業にまつわる心理も動きと脚本で表現して、よりキャラ萌えの実在感を深めていました。

 あと、アニメならではの表現と思うのですが、実写ではありえない様な、空中にカメラがあるようなカットからキャラのアップや引きをとらえたり、表情や心情、動きを捉える細かい細かいカット割りが凄かったです。ワンカット、ワンカットのカメラの位置がすごいんだよなぁ。「けいおん!!」の細かいカット割りは、実写映画を超えてると思います。

 「けいおん!!」の音楽についても、書いてみたいと思います。「かがが」(声優の豊崎愛生さんは、1期OPをそう言ってます。)から始まって、「かがが」「Lazy」「ふわふわ」「ふでぺん」「ホッチキス」と、楽曲が「アニソン」の枠を超えたんじゃないかと思います。既存の「アニソン」の枠について言及すると、声優が歌うなら「ひだまり」とか「セキレイ」とか「たいやき」とかみんなで合唱、またはキャラ一人で歌う感じです。
 「かがが」とか、声優が歌いJ-POPとロックの中間的な楽曲で、歌詞が聞き取れない、声優が歌ってるのに歌詞が聞き取れないとか、一語一語母音と子音を発音するのが声優じゃないのかという所から、たぶん母音を小さく発音してるのかな?。

 次々とシーンにあった楽曲を投入して、シーンにシンクロさせ方が絶妙でした。J-POP、ロック、渡辺美里みたいな部分やら、ガールズバンド的な部分やらを破綻なく投入してきたのが印象的でした。
 2期では、「校歌」、「あめふり」、「ゆいあず」、「ぴゅあぴゅあ」、「ごはんはおかず」、「U&I」、「天使にふれたよ」、抒情、キャラクターの心情を語るという意味で、劇と歌が一体化していました。
 劇と歌が一体化した歌劇は、ミュージカルと呼ばれて不自然さを指摘される事もありますが、「けいおん!」は「軽音楽部」が舞台設定なので、キャラクターが楽器を持って歌を歌っても不自然でありませんでした。これは、原作を選ぶ京アニの眼力と思います。

 「けいおん!」は、1期1話から最後は「翼をください」の演奏で締めていました。同じやり方を、2期第24話の「天使にあえたよ」でもしていました。1期1話で唯達4人が撮った写真をあずにゃんに渡して、1期1話で唯が言った「あんまりうまくないですね。」を、2期第24話の「天使にふれたよ」でもあずにゃんにも言わせて、、。
 1期1話では、演奏する時3人とも唯を見てないんだよなぁ。それが2期24話では、4人全員あずにゃん目線になっています。3年という時間を経てキャラクター同士の距離感が変わりました。それと同時に、全スタッフ、ファンと「けいおん!!」との距離も変わりました。作画もうつむいて演奏する事から、あずにゃんに語りかけるように歌うように変わりました。

 やはり「けいおん!!」2期は、1期よりさらに作画に物量と時間を投入して仕上げる事。1期を踏まえてさらに上を行く事、キャラクターの心情をより深く描く事、それが作る側のテーマと思いました。
 「けいおん!」1期の成功があって、2期は全編通して作画に京アニの全ての能力と時間が投入されて、京アニにとってもこれ以上ない出来だったんじゃないかと思いました。
  1. 2010/10/04 (月) 07:42
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