以下、AngelBeats!のネタバレを激しく含む感想です。
「俺が結婚してやんよ!もしお前がどんなハンデを抱えてても!歩けなくても!立てなくても!もしも、子供が産めなくても!それでも・・・俺はお前と結婚してやんよ!」
AngelBeats!の日向の言葉を聞いて「軽いなぁ」と思い「簡単に背負えるなら楽でいいなぁ。」と思ったのでした。
というか、アニメの中で、さらに「死後の世界」で「成仏」すれば消えて終わりという世界観だから、こういうセリフが言えるんだろうなと思ったのでした。
うん、感動しました。泣きました。現実で日向がユイに会ったとしたら、こんなに簡単にこんなセリフ言えないだろうし、聞く側も素直に聞けない、ある意味、日向がユイを「子供を産む能力がなくても」、それでも結婚してやるってのは、見下してるとも取れるし。
それでも、こういう舞台設定「死後の世界:成仏すれば終わり」なら成立するセリフなんだろうなぁと、「現実世界」じゃ成立しないセリフを聞きながら、これがキレイ事でも、聞けるだけまだましという意味で、ユイは聞けなかったセリフを聞けてよかったし、日向も言えないセリフなんだろうなと思ったのでした。
確かこれに似たセリフを、テレビドラマ「世界の中心で愛をさけぶ」でも見た記憶がありますが、ドラマでも「現実世界」が舞台だと、「ハイ感動しました」で、TheENDにできなくて、、、ああなるんだよなぁ。
「ハイ感動しました」で消えて終わりっていう設定ってなんて便利で、なんて感動を高められるんだろうかと思いました。
で、こういう舞台設定を作るために、延々と何話も費やしたのかと思いました。
日向の方も、「言えてよかった、、、生きている時にああ言いたかったんだけど言えなかった、、」とか言って成仏すればよかったのに。
あと、冒頭のセリフを「女が男に向かって」のセリフにいいかえると、
「私が結婚してやんよ、もしお前がどんなハンデを抱えてても!歩けなくても!仕事がなくても!もしも、○○○が立たなくても!それでも・・・私はお前と結婚してやんよ!」
みたいになるんだろうか、、実際こう正確に指摘されたら萎えるだろうなぁ。そういう意味で、冒頭のセリフは女性で嫌悪する人もいるセリフだろうし、現実世界じゃアウトのセリフなんだろうな。
AngelBeats!は、現実世界じゃかなわない「夢の世界」を描くアニメ、「大人の」という前置きも入るんだろうな、と思いました。
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2010/06/06 (日) 12:50
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