ドコモケータイ送金について書いてみようと思います。
日本の電子決済手段と言えば、コンビニ、郵便局、銀行のATMが最も普及しています。
お年寄り相手の振り込め詐欺に使われる位、ATMでの振込は誰でも使う送金手段です。
また、郵便局の払込取扱票なら郵便局に口座がなくても、ATMで料金80円払えば誰でも少額決済ができます。
また、クレジットカードも普及しています。クレジットカードも、カード番号を入れれば、ネットでの決済にも使えます。
そういう電子決済手段が、すでに一般的に普及した日本で、ドコモケータイ送金は、
1、送金側も受取側もドコモのi-modeユーザー。
2、受取側のドコモケータイ番号と、頭2文字のカタカナがわかっている。
3、送金側は、ケータイ料金の支払い方法が、銀行の口座振替か、DCMX(ドコモのクレジットカード)である。
※送金側のケータイ料金支払い方法が、クレジットカード払いの場合は、使えない。
4、1回の送金金額の合計は、2万円まで。一つの番号で受取れる金額は、1ヶ月20万円まで。
5、自分から自分への送金はできない。
6、送金手数料は、1回につき105円を送金側が負担する。
概ね上記の制限で、サービスをしています。
これが受け入れられるのかを考えると、ドコモユーザは、5千万人と記憶していますが、その中で「DCMX以外のクレジットカード払いをしているユーザ」は、ケータイ送金で送金側になれない訳です。
この欠点は、結構大きいのかなと思います。DCMXが1000万契約位あると承知していますから、概ね半分位、2~3000万契約位は、「DCMX以外のクレジットカード払いをしているユーザ」なのかなと思います。
それでも、およそ2000万台のi-mode端末で手続きなしに即時に少額送金する手段が得られたのは、メリットが大きいと思います。じぶん銀行の様に送金する為に口座開設で何日もかかるのと、ドコモケータイ送金は大きく違います。
ドコモケータイ送金の手数料は105円ですから、地方銀行のATMから都市銀行の口座に送る手数料が480円とかに比べると圧倒的に安いですし。
特に地方で強いドコモですから、郵便局や地方銀行のATMに行かなくても、その場でいつでも決済できるのは、便利でしょう。
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2010/02/02 (火) 13:18
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