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2009年04月22日(水) ◇ スクールデイズ (アニメ、声優)

 School Days(スクールデイズアニメ版)について、もやもやと感想がたまったので書いてスッキリしたいと思います。School Days を見てない方は、置いてゆきます。Youtubeで見るなりしてから、お読みください。

 まず、スクールデイズPC版には、3つのバッドエンドがあります。
 1、誠が、世界に殺されるエンド(わが子へ)
 2、世界が、言葉に殺されるエンド(鮮血の結末)
 3、言葉が、自殺するエンド(永遠に)

 で、PC版を踏まえたアニメ版の方針として、できるだけセンセーショナルにするため、PC版のバッドエンドを複数取り込むように、脚本家の上絵州誠さんがアニメ版のエンディングを考えたのでしょう。一度観ているバッドエンドなら複数取り込んでも、抵抗が少ないだろうと。

 そういう条件で、1~3のバッドエンドの順番を考えると、必然と順番が決まってきます。
 1、のエンドで誠を殺す世界が、2、のエンドで先に殺されてはいけないので、1→2のエンドの順番になります。
 そして、2のエンドで、世界を殺す言葉が死ぬ3のエンドは、2のエンドより後でなくては、いけなくなります。

 という訳で、必然的に、1→2→3 という順番で各エンドが起こることになります。これ以外の順番は、ありえないのが特徴と思います。(1→3、2→3というのも、考えられますが、それらは支離滅裂と思われます。脚本家の方は、これもシュミレートしたのでしょうか。)

 そうすると、次は、1、のエンドで誠が世界に殺される動機を考えないといけないという事になります。動機としては、誠が言葉に奪われて、個人的な恨みで誠を殺すという動機しか考えられないという事になります。
 ちょっと考えると、世界が誠を殺すのはおかしいというか、誠を殺しちゃったら、言葉から誠を奪う事が絶対にできなくなる訳で、誠には生きていてもらわないといけないはずです。
 世界の中に誠の子供がいる(少なくとも世界はそう思い込んでる)んだから、その父親(誠)を殺すのは論理的にもおかしいし、子供を堕すのがいけないと考えているなら、誠を殺すのは、もっとおかしいはず。捨てられた私恨とか私怨で誰かを殺すにしても、誠を奪った言葉の方が優先順位が高いはずです。
 冷静に考えれば、移り気の激しい誠が、ずっと言葉に落ち着くはずないですから、殺害そのものがおかしいんですが。
 まぁ、これは、さっき計算した順番で殺さないと、各エンドを全部実現できないという、脚本上の都合でしょう。

 次は、2、のエンドで、言葉が世界を殺す動機を考えないといけないんですが、これは、狂気と説明されてる事が多いです。で、狂気で殺すにしても動機がないといけないんで、おそらく、「世界が妊娠しているかどうか確かめる」というのと、「世界が誠を殺した復讐」という動機を考えたんでしょう。なので、「世界が妊娠してるとみんなの前で言う」という伏線が必要になって、この伏線は、誠が妊娠した世界に、堕胎を迫ったり暴言を吐いたりするという、1、のエンドで世界が誠に殺意を抱く動機にもなりました。

 同時に2、のエンドでは、アニメ版の新要素として、言葉が世界に殺された誠の首を切って、ボストンバッグに詰めて、世界に見せているんですが、この動機付けが最も不可解です。言葉の「狂気」とだけじゃ動機付けられないんで、誠に言葉が一度振られるという動機をつけてるんでしょうけど、そもそも誠に告白されて同意した言葉が、誠が浮気して振られてもなお、誠に執着する理由がわからないんです。これは「エロゲ脳」というか、脚本の都合と考えると都合がいいです。

 あと、誠が、1、のエンドで殺される訳ですが、誠自体が女と付き合っていながら、どんどん次の女性と肉体関係をしてゆくという、言葉→世界→乙女→刹那→光→その他3名と4P という数えただけで、約3~4カ月間に計8名と肉体関係を持っていくという女たらしぶり(エロゲの無敵フラグとでも言うのか)を発揮して、視聴者に「誠氏ね」と好感度を下げさせてるんですが、それは客観的に「誠氏ね」という理由にはなっても、「世界が誠を殺す動機」じゃないんです。
 誘惑すれば誰にでもついてゆく誠の浮気性を利用して、言葉から奪ってるんだから、自分が彼女になったからって誠の浮気性が直る筈もないでしょう。
 視聴者に、登場人物に確たる動機がなくても、誠を殺してもらいたいと納得させる、そしてエロゲ原作とも一致するという、視聴者に登場人物を殺したいと思わせるのは稀有な演出と思ったのでした。

 School Days PC版の1、2、のバッドエンドを取り入れつつ、世界の腹を割いて、「中に誰もいませんよ。」って言葉に言わせて、ヨットの上で生首を抱きしめて世界がたたずむ結末は、狂気すぎます。あのヨットは、誰が操縦してるんだろうか、言葉1人で操縦してきたんだろうかとか、そういう考証なんかどうでもよくなる位です。
 あれで永遠に言葉が誠を独占できたと、「やっと二人っきりですね、誠君。」って言葉に言わせてますが、その狂気は、生首でも誠の「愛」を独占できればいい、としか理解できません。狂気の上に、何重にも狂気を畳み掛けて、もはやどこに突っ込みを入れればいいのか、わからなくする手法なのかと思いました。

 最後、3、のバッドエンドが描かれていませんが、あれは、誠を世界に奪われてという動機なので、1、2、と同居させる事ができないので、入れられなかったのだろうなと思いました。ハッと我に帰った言葉が誠の後を追うんじゃ、誠の頭を切ったり世界のお腹を裂いたりする動機(生首でも誠の「愛」を独占)とも両立しないです。
 言葉の言動は、狂気ですが誠への「愛」という一点で首尾一貫しているのが怖いです。これが「ヤンデレ」なんでしょうか。「コトノハサマ」と言われる所以ですね。こんな狂気が実在すると考えたら怖すぎます。この「ヤンデレ」を描ききった上絵州誠さんの脚本は凄すぎと思いました。アニメ史上、最狂のヒロインじゃないでしょうか。
 最狂のヒロインだからこそ、2、のエンドで世界と斬りあいをやっても勝つのでしょう。誠を殺した愚かな世界が言葉を倒せないのは、説得力がありました。

 という事で、脚本がバッドエンド全部入りを目指した関係で、キャラクターが痴情と狂気に満ちた行動を取らされるのが、School Days アニメ版と思ったのでした。それにしても、PC版も含めて、誠が一切人を殺したり傷つけたりしない(精神的肉体的には弄ぶんですが、全部和姦。)のに、世界が誠を独占できないからという理由で殺されちゃうという、で、見ている側が納得して、むしろ「誠氏ね」というのは、なんか見ている側もどうなのかと思ったのでした。

 スプラッター要素もあり、ホラー(特に狂気・サイコ)要素も、めちゃくちゃ怖い。これ以上ないんじゃないかと思いました。絵柄が怖くないのも、逆に怖いです。
 あと、言葉のキャラデザインで、高橋留美子のヒロインキャラ(めぞん一刻の一刻館管理人さんとか、犬夜叉のかごめ)に似てるなぁと何度も思わせられました。School Days本編中に、一刻館のおばさんを思わせるおばさんキャラもいました。

 School Days 脚本の上絵州誠さんのブログや、色々な方のSchool Daysに関するブログを読まさせていただきました。
  1. 2009/04/22 (水) 23:11
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