「コサキン」は、最近聞いてないです。あ、「コサキン」は、小堺一機、関根勤のコンビがしゃべるラジオ番組ですね。
で、TBSラジオの「コサキン」終了の報を聞いて、そうか、と思ったのでした。なんていうのか、「コサキン」の二人がマイクの前でしゃべりたい事をしゃべって、パソコンで録音して聞き手に届けたければ、ポッドキャストで十分じゃないかと、インターネットの音声配信で十分じゃないかと思ったのでした。
「コサキン」は、27年続いたのですか。27年前は確かに、中学生みたいなバカ話をして聞き手に届けるにはラジオっていう媒体しかなくて、スポンサーがつかないととか色々あったんでしょうが、今はインターネットでポッドキャストで届ければ、「コサキン」がラジオ番組である必要はなくなったとも言えるんです。
お金儲けを考えれば、有料音声配信とかで済むだろうし、もはや、「ラジオ番組」が終わったからって、「コサキン」が終わらなければならない理由にはならなくなりました。やりたければ、ポッドキャストでできる世の中になったのです。
不況の影響もあるんだろうけど、要は全盛期より「コサキン」ファンが減っちゃったんだろうし、TBSラジオでは終わらない番組もあるわけで、換言すれば聴取率が悪いんでしょう。そうやってみるとブルートレインだって、ああやって東京駅にたくさんの人が集まってサヨナラを惜しんでいる図を見て、乗る人が少なくなった事が原因な訳で、鉄道ファンが頑張ってブルートレインに乗らないのが原因じゃんと思ったり、まぁブルートレインは、新幹線の影響でしょうから、鉄道ファンの減少が原因じゃないでしょうけど、鉄道ファンにブルートレインを支える金があれば、ファンだけで乗って支えられれば良かったのにと思うのでした。
ブルートレインは無くなっちゃえば、もう見られなくなりますが、「コサキン」は、コサキンの二人がマイクの前に座ってノーギャラでもしゃべるつもりがあれば、ネットで続けられる訳で、ネットで続けるかどうかは知らないのですが、「コサキン」のやる気の問題なんだろうなと思ったのでした。
そういう意味では、昔はラジオ番組が無くなっちゃえば、しゃべりたくてもしゃべれないっていう言い訳ができたので、「ノーギャラでもしゃべる気があるのか。」という問題を問われないで済む訳です。それは、いい時代だったなぁと思ったりしたのでした。
TBSラジオ「コサキン」終了、お疲れ様でした。
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2009/03/31 (火) 23:27
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