ブログを書くときに思い出す言葉があって、それは、爆笑問題の太田さんだったかの「距離感を保つことが大事。」っていう言葉です。爆笑問題なんか、よく時事ネタにして有名人を笑いにしてて、「笑いにする」っていうのは、その人との距離を保って客観的に見つつ、上げたり下げたりしてっていう部分なんだろうなと勝手に解釈してるのです。
「爆笑問題 ブログ」とか、「爆笑問題 太田」で検索しても、爆笑問題のブログは見つからないだろうし、まぁ、あれだけサンジャポとか、日曜サンデーとか、カーボーイとか、その他テレビにたくさん出てますから、言いたい事は全部テレビ・ラジオで言っちゃってるんだろうし、ブログっていう面白さはないなと思います。
でも、この「距離感を保つこと」っていうのは、マスコミとかそういう媒体的な見方をするためには、どうしても欠かせない要素なんだろうなと思うのです。ぱっと見ていいなと思うか悪いなと思うか、みたいな所はあっても、その人とか、その事物についての絶対的な結論は出ないわけです。絶対的な評価とか結論じゃなくて、ダメ出ししたり褒めてみたりっていう無責任って言えば無責任な言い方になりますが、時事ネタになるような人は、結論とか評価が固まってない人な訳で、絶対的にいいとか悪いとか言っちゃうと、それ以上言えなくなっちゃうんです。
とりあえず、「どうなんでしょうね、これ。」みたいに結論を放り投げるのは、まぁ問題あるにしても、爆笑問題の太田さんが脱腸になっていいともを休んで復帰した時に、「パイプカット」ってボケたのには、さすが、自分の病気までボケるんだという意気込みに感心したのでした。
いや実際痛いと思いますが、それまで客観的にボケて、爆笑問題の田中さんがフォローするという形になってるのは、まぁ、「自分の痛さ」にまで距離を取るということで、それは、すごいなと思ったのでした。
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2008/12/11 (木) 11:05
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