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2008年08月20日(水) ◇ 土佐礼子 (スポーツ)

 しかし、ガッカリ感も含めて、オリンピックってもの凄い劇的なものと改めて思いました。
 土佐礼子さんの北京オリンピック女子マラソン。10km辺りから遅れはじめて、号泣しながら走り続ける絵。あんな状態じゃもうメダルは無理でしょう、完走だって難しい、それより足は大丈夫なのかと外反母趾の情報を知ってて見ている側も心配になりました。
 で、土佐礼子選手途中棄権の情報だけ、生中継では流れて、やっぱり、国内じゃないし、棄権の瞬間の映像は無いのかと思ったのでした。

 しかし後日、日テレのスッキリで、ちゃんと土佐礼子さん棄権の瞬間の映像も流れて、コーチの方を密着してれば撮れるのかと思いました。
 まぁ、女子マラソンは凄まじい競技というか、土佐礼子選手のオリンピックへの執念が、ああいう棄権の時の号泣という映像になるのでしょう。夫に抱きかかえられて棄権直後に「アウアウ」と言って言葉にならない土佐礼子選手。ブログが個人の思いを伝えられるとか言いますが、スポーツ選手の生の感情、表情を伝える映像のリアリティには敵わないものだと感じたのでした。

 ああいう棄権のされ方をされちゃうと、ガッカリ感も含めてもうどうでも良くなるというか、例えば、陸連が連携して各選手のコンディションを把握して代表選手の補欠との入替を考えたらいいとか、そういうコメントをしているコメンテーターとかより、まぁ、ああやって大号泣の図を見せてくれた土佐礼子選手の印象度っていうのは、テレビ的には現実感があるなぁと、負けて13位とかでゴールしてるもう一人の日本代表の中村友梨香選手よりは、土佐礼子選手の方がコンテンツ的にはドラマティックだったなぁと感じたのでした。
 芝居じゃないんだけど、逆に芝居としてみると、もの凄い本物の涙、生な感情な訳で、それを見せられるオリンピックのプレミアム感ってすごいなぁと思うのです。

 まぁ、勝って金メダルなりを取って笑顔で終わるっていう女子マラソンの土佐礼子さんを見たかったんですが、他の競技、例えば、陸上のトラック競技とかで予選で落ちて、自分の限界まで出し切りました的なコメントを言われても、イマイチピンとこないというか、タメスエとかスエツグとかアテネより劣化した代表メンバーに、今の日本の実力はこんなものですよ、企業が出す金もないから若手も育ってないしって開き直られているように思えて、イマイチ感が拭えないのに比べると、客観的には多分ダメだろうなっていうケガを抱えながら女子マラソンに出て大号泣しながら走るという土佐礼子さんの選択には、拍手を送りたいと思うのでした。

 こういうパフォーマンスを見せられちゃうと、「土佐礼子 ブログ」とかで、ブログを探してみて、やっぱり見つからないな、というのも納得いくし、土佐礼子選手がブログを作ってもあんな事はできないし、陸上選手の凄さ、オリンピックの凄さを改めて感じたのでした。

 土佐礼子選手、お疲れ様でした。ありがとうございました。
  1. 2008/08/20 (水) 07:15
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