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2012年05月20日(日) ◇ 津波と地震の関係性 (考えたこと)

 東日本大震災を契機に、津波と地震は全く別物と考えるべきです。
 津波は、地殻変動によって急激に海底の地盤が上に移動して海水を大量に持ち上げる現象によって引き起こされるのであって、「地震=揺れ」が津波を起こすのではないという事です。

 よく、「この地震による津波の心配はありません。」という字幕を見ますが、あれは正しい記述じゃありません。
 「津波」の副作用で地震が起こるのが、正しい「津波」と「津波による地震」の関連です。
 正しく書くなら、「この地震は、津波による地震ではありません。」と書くものです。

 東日本大震災でも揺れましたが、地震自体は津波の規模に比べると大した事なかったのが、正直な感想です。
 東日本大震災は地震が津波の規模ほど大きく無く、地震の規模から津波を推測する誤りがあります。

 で、大規模な津波を正しく観測できるのは、海上のGPSブイだけです。記録によると揺れが収まって数十分後にGPSブイで大規模な津波が観測されました。
http://www.mlit.go.jp/common/000139231.pdf
 およそ、揺れが収まってから15分後に緩やかな海面上昇が観測され、20分後に急激な海面上昇が観測されます。
 この様子を見ると、揺れが収まってから大津波観測まで15分から20分のタイムラグは逃れないと思われます。

 大津波の海岸への到達が揺れてからおよそ30分~でしたから、15分後に大津波をGPSブイで観測して、すぐに大津波警報を出せば、その15分後の海岸への大津波到達は、ほぼ間違いなく警告できると考えられます。
 逆に言うと、今の地震直後の地上の地面の揺れから観測されるマグニチュードや大津波警報は、とても精度が低いモノと考えられます。

 そうして見ると海底が震源のある程度大きい地震の場合、数十分以上かけてGPSブイのデータを見て、津波が観測できない場合、「この地震は津波による地震ではありません。」と言える事になります。それまでは、「津波による地震かは、GPSブイによる観測中です。」という事になります。

 揺れてから15分後のGPSブイの動きしか大津波を正しく測定できる計器はない、「大地震=大津波」という概念を見直す事が必要です。
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  1. 2012/05/20 (日) 17:28
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2012年05月20日(日) ◇ 東日本大震災の津波被害を繰り返さないために (考えたこと)

 東日本大震災の津波被害を繰り返さないためには、どうしたらいいか。
 まず、津波で襲われた地域のがれき処理を止める事です。

 東日本大震災の津波で襲われた場所には、400年後にまた同規模の津波が来ます。人間の力で地球の津波を起こす地殻変動を止める事は400年経っても無理でしょう。よって津波でがれきになった場所に再び建物を建てる事は、子孫が津波で財産を失う様に仕向ける事に他なりません。

 東日本大震災の津波が来た場所の瓦礫が片付けられて田んぼとなり畑となる。何十年か何百年か過ぎたのちに、田んぼや畑が宅地となる。その世代間を超えた無責任の連鎖を断ち切るには、瓦礫を積んでおき使えない土地にしておき、津波の記憶を風化させないのが最良の選択です。

 東日本大震災の津波が来た場所に再び住もうという人から津波に呪われた土地を遠ざけるには、瓦礫を片付けちゃダメなんです。瓦礫を片付けたいという地域愛に満ちた民の意識と、津波を避けるための正しい政策の乖離が甚だしい状況は再び悲劇を呼ぶ事になります。
  1. 2012/05/20 (日) 16:29
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