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2011年11月17日(木) ◇ 630ベクレル 福島の米 (考えたこと)

 以前に見つかった500ベクレル/kgの米はサンプル調査の結果ですから、統計学的に捉えると、それが最大の汚染米と証明されていません。よって、調査されてないお米に、より汚染された米が存在する可能性があると考えられます。500ベクレル/kgを超える米は、見つからなくても存在する事は、統計学的に必然といえます。

 なのに、安全宣言を出した県と国の調査は、完全にメンツが潰れました。これで外食産業用や加工用(おせんべいとか)で福島米を買っていた業者も、福島米に二の足を踏む事が考えられます。

 500ベクレルが国による出荷停止の基準なら、サンプル調査で採る基準には、その何倍かの安全倍率をかけた基準をとって、(例えば50ベクレル以上の汚染が見つかった地域の米は出荷しないという方法で)国の基準を超える米を排除する必要があります。

 630ベクレル/kgの米が県や国の調査外で見つかった事で、県や国の調査と規制方法では、国の基準すら守れない事が示されました。県の担当者は、サンプルを増やして対応していると言ってましたが、それじゃ不十分な事をわかっててやったのでしょう。安全倍率をかければ、中通り、浜通りの広い地域が、出荷停止の対象になると考えられるからでしょう。

 統計学的な安全性への推論を犠牲にして、安全宣言を出した県や国。福島米は、市場での商品作物としては既に大きく信頼を失っているでしょうが、これで国の安全宣言すら信頼性が失われて、外食産業や加工米、給食用米の側も、拒否する名目が立ったと考えられます。
  1. 2011/11/17 (木) 23:27
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2011年11月17日(木) ◇ なんで新幹線は脱線しないで、原発は爆発したか。 (考えたこと)

 武田先生が、こういうタイトルの記事を書いてました。見て面白いタイトルと思いました。同じ視点から、記事を書いてみたいと思いました。

 原発は、アメリカ産の技術、一方、新幹線は、日本産の技術です。

 福島第一原発は、アメリカのGEの技術をそのまま持ってきて、あの場所に元々あった崖を削って低くして津波に遭いやすくしてまで建てたモノです。最初から福島第一原発は、15~20m級の津波対策や震度6の地震に対する耐震性という、日本特有の事情は無視されて建てられていました。
 「その過ちを糺す=原発の運転を停止し廃炉する」選択、それは同時に「欠陥がある」原発を作った事を認める選択ですが、それを「電気エネルギーの安定供給」や「核技術の保持」を優先して、電力会社も官僚組織も採りませんでした。

 新幹線は、最初から日本で戦前から弾丸列車として開発されて、戦後になって実現した技術です。
 200km/h超の速度を出して運転する列車は世界に他に無く、新幹線を運転するには「絶対に安全である事」が求められました。在来線でも鉄道ネットワークとして十分に機能するので、在来線と同レベルの安全性が、200km/h超の新幹線に必然的に求められる事となりました。
 つまり、新幹線においては、最初から在来線と同レベルの安全性を実現する事が、新幹線を運転する事より上位の、最も上位の目標として掲げられていました。

 以上から結論を導くには少々乱暴と思いますが、日本人が日本の技術としての積み重ねが結実したモノが新幹線であり、安全を最優先に考える事になり、そうでない技術が現在の「原発」であり、安全を2番目、3番目、4番目に考えている技術になります。
 原子炉自体が、元々アメリカの軍事技術の転用で、そこから莫大なエネルギーを得る事が第一であり、それを得る事が行われている国があるため、日本も競争するために、それを導入したのが歴史です。
 原子力が生み出す莫大なエネルギーは、莫大な金、富を生み出し、権力の源泉になります。日本で原子力事業でお金儲けに手を染めた国、人、会社。それらは、このアメリカ産技術がもたらす金と富、権力に操られて亡者となりました。

 40年前の出鱈目な原子炉を今も使い続けるという「三つ子(みつご)の魂(たましい)百まで」と言いますが、最初に原発を作った時の「偽り」が、その業界の「魂」に据えられて、変えられる事まで見ない業界になった事と思いました。
  1. 2011/11/17 (木) 02:31
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