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2011年09月26日(月) ◇ クローズアップ現代 放射能 (考えたこと)

 今日のNHKクローズアップ現代で、放射能から子供を守る母親達の番組をやってました。

 東京電力福島第一原発事故から、すでに六カ月以上経って何を今さらと思いました。火事に例えるなら、もう焼けるだけ焼けて全焼して鎮火して、その後から消防隊を出すようなモノですが、これでNHKがきちんとした「国民を向いた」報道をやっていると思う視聴者がいるんだろうな。

 放射能汚染が一番危ない事故直後から数ヶ月は放っておいて、厚生労働省が乳幼児の放射能汚染の基準作りに動いたらクローズアップ現代という番組にする。これがNHKの姿勢です。どこを向いてNHKが番組を作っているのか、よくわかる所です。

 NHKが向いているお役所がクローズアップしたい事をクローズアップするという、お役所宣伝番組のクローズアップ現代。この番組の女キャスターが自分の言葉でしゃべっているとかで評判がいいとか信じられないです。まぁお役所の見解、NHKの見解を、さも自分の言葉であるかの様にしゃべって騙す能力があるんでしょうか。
  1. 2011/09/26 (月) 21:27
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2011年09月25日(日) ◇ 福島県民は、福島米を食べましょう (考えたこと)

 二本松の米のセシウム予備検査で、国の暫定基準値500ベクレル/kgと同じ量のセシウムが含まれる米がありました。これは予備検査なので、本検査ではありません。なのに「風評」が広がるんじゃないかと思いました。
 福島県民は、福島米を食べましょう。福島県復興のために、福島県民が進んで福島県産の農畜産物をたくさん食べる事が大事です。小中学校の給食に福島米を使って福島米の安全性を全国にアピールしましょう。

 国の暫定基準値を下回っているから、福島県民は、福島米を食べましょう。福島の農家の方は、自分の家で収穫された新米を進んで食べましょう。他県の方が「風評」で福島米を嫌がっても、福島県民は「風評」に負けることなく福島米を食べましょう。

 他県の人は、外部被ばく量が福島県民よりずっと少ないので、福島米を食べて内部被ばくをすると、福島米による内部被ばくが全体に占める割合で多くなるため、福島米を避ける意味があります。

 しかし福島県民は、外部被ばくの量が1マイクロ/時なら、8ミリ/年になります。1マイクロ×24×365=8760マイクロ=8.76ミリ。福島米(500ベクレル/kg)を1年間毎日1kg食べて、内部被ばくの預託実効線量が、2ミリ/年(セシウム137を500ベクレル/毎日)になっても、外部被ばくが内部被ばくを上回っています。
 という事で、福島県の中通りにいるだけで、福島米を食べなくても、福島米による内部被ばくを上回る外部被ばくを既にしている計算になります。

 福島県の中通りに残る事は、他県に比べて大量の放射線を浴び続ける事です。他県に比べて大量の放射線を浴びたくないなら逃げるしかありません。戻るなら東電や国の責任で除染されてから戻るべきです。除染には、お金が何百兆円もかかるので、やるやると言って除染されないでしょう。
 それでも残るなら、他県に福島米を出荷して放射能被害を拡大する迷惑をかけない事が大切です。

 他県の人に福島米による内部被ばくをさせないために、福島県民は福島復興のために、福島米をすすんで買って食べて「風評」を振り払う事が大切です。福島県民は、福島米を食べましょう。大量の放射線を浴びたくなければ、急いで福島県を出てゆきましょう。
 怒るなら、東京電力と国と県に怒りましょう。こういう状況、いうなら放射能格差を作りだした国と県に対して、福島県で暴動が起こらない事が不思議と思いました。
  1. 2011/09/25 (日) 14:40
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2011年09月19日(月) ◇ 福島と沖縄 (考えたこと)

 「福島を除染する」話は、沖縄の基地を県外に移転する話と同じ経過を辿ると思いました。
 結論を言うと、政府がすぐに100兆円規模の金をかけて、福島全土を大規模に除染する事はありません。

 以下、政府が福島全土を大規模に除染しない根拠を列挙します。

  一、「福島を除染する」って政府がいうだけで、内閣の支持率が上がるので、政府にとっては十分。

  一、福島を30年放置すれば、セシウムは、1/4に減る。なら、放置した方がコスパがよい。プルトニウム、ストロンチウムは減らないけど、それはごまかす。

  一、除染するなら、今年の4月に田んぼをかき混ぜて、除染時に取り除く土の量を何倍も増やすはずがない。

  一、除染はごく一部はやるでしょう。2000億円をかけても、福島全土を除染して100兆円かけるのに比べたら、1%もやらないのと同じです。農業水産サービス業が放射能汚染で縮小した後、長年に配られる「除染」補助金が経済を支えるでしょう。

  一、未だに福島県の子供達を県外に避難させない事。一度避難させたら(大規模に除染して1ミリ/年に戻るまで)返すきっかけがありません。すぐに大規模な除染ができて、すぐに戻れるなら基準をまず元の1ミリ/年に戻して、福島県の子供達を一時的に避難させるべきです。

 NHK、マスコミは、福島県民が「いつ、どれだけの範囲をいくらお金をかけてやるかを法案にしない事には除染を約束した事にならない。」という声をあげても、それはニュースでは扱いません。

 管は除染できない、するつもりがない事がわかってたから、除染すると言いませんでした。で、すぐにお金をかけずにできる廃原発政策、止められる浜岡原発を止め、発送電分離を意図しました。なので民主、自民から追い落としを受けました。
 野田は除染できないのをわかってて、福島県民と国民を喜ばせて支持率を上げるために、甘言を言ってるだけです。死の町って言って謝るとか、除染すると言うとか、夢の謳い文句をいいつつ、脱原発依存をいいつつ既存原発の再稼働を意図しているので、自民との国会運営もうまく行くでしょう。

 福島以外の国民は、福島県民を一時的に黙らせるために、それに乗る構図が今の状況です。「福島と沖縄」の酷似した構図が出来上がりました。
  1. 2011/09/19 (月) 20:41
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2011年09月19日(月) ◇ 脱原発依存 (考えたこと)

 7月頃、管が言ったのか「原発に依存しない社会を目指す」って。

 電気の供給量を考えれば、現状も原発に依存(なきゃ困る)という事はありません。

 電力会社が儲けるためには、火力で燃料費をかけるより、既に作ってしまった原発で電気を作る方が安上がりというだけです。

 「脱原発依存」は、それから「原発廃止(停止)先送り」を言い換える都合がイイ言葉になりました。

 日本で大きな地震が多発してる今、これから20年位の間、原発を止めないで、いつ止めるんだという事です。

 次の原発大事故が、西日本で地震原因で起こってからじゃ遅いのに、西日本は緊迫感がなさすぎと思いました。
  1. 2011/09/19 (月) 13:21
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2011年09月18日(日) ◇ 原発事故 タブー (考えたこと)

 戦前は天皇が統帥権を持ち軍隊を動かす事を否定的に論じる事は、タブーとされました。特別高等警察がやってきて、治安維持法違反、危険思想の持ち主として投獄されたのでした。

 ついこの間まで、2011年3月11日に東日本大震災が起きて、福島第一原発が爆発事故を起こすまでは、原発の安全性に疑問を呈する事は、タブーとされました。原発は、とても危険な放射性物質を大量に使って発電してるのに、それは絶対に漏れ出ないという国の「方針」でお金がバラ撒かれて、NHK、民放、地方自治体、民間企業、学者、科学者、芸能人が従ってきました。

 特別高等警察がお金に変わったという事ですが、本質は同じ。お上に従う事で利益を得て、物事の本質について深く議論する事が失われたという事です。ビートたけしが流行らせた言葉で「赤信号 みんなで渡れば怖くない」というのがありましたが、実に日本人の本質を衝いていると思いました。

 日本人は、大学入試で知識をたくさん覚えて出す勉強をして、物事の本質を深く考える事を避けてきました。
 で、みんながそう言っているから、という事で、多数派とお金に従う事で、豊かさを享受しました。
 今で言えば、福島原発の周辺を「死の町」という事をタブーにして、どうしてそうなったのかについて考えて行動する事をタブーにしました。福島や東京、海に流れ出た放射能でも「安全」という安全神話にしました。
 国が「ただちに健康に被害はない」と言った時に、大量に撒かれた放射能が甲状腺がんや体にどんな影響を与えるのか、真剣に議論するメディアがあるでしょうか。何も変わっていません。

 国がこうだと言った事が間違っている場合に、それを覆す能力が日本人には欠けています。お金も権力もある国。なので、それに従って意見をいい、行動して利益を享受する方が、目先豊かになれるのです。で、揃って突き進み、大きな破滅を見る。
 その意味で福島第一原発事故は、第二の敗戦といえます。原発がどんなに危ないものか、ハイリスクなものか、日本を沈める力がある事がわかってて、無視して突き進んだ結果です。

 そういう意味で、日本人は真剣に考えて「答え」を導き出して、国の間違いを糺す歴史経過を辿っていない事が、一番の欠点、そのためのシステムを持ち合わせていない事が社会的な欠陥といえます。
 議論し考えることは、「正解」を示す事と異なります。社会学的に考えれば、「福島県民を避難させるべきか。」とか「東京都民は避難するべきか。」に明快な「正解」があるとは思えません。
 でも、それは正面から向かい合い議論し考えるべき事です。「正解」が無くても、知性に従って「答え」を探す議論をして「答え」を出すべき事柄です。

 「原発事故をタブー」「放射能の健康被害をタブー」にしている現状は、一番得るべき教訓を得ない状況です。
  1. 2011/09/18 (日) 21:23
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