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2011年06月03日(金) ◇ 福島 放射線量報道 (考えたこと)

 NHKの7時のニュースをほぼ毎日見ていますが、結局、この2ヶ月あまり福島県内各地の大気中の放射線量や、積算量をリアルタイムでほとんど報じていないと思いました。ネットで見れば、福島県各自治体の毎時の放射線数量がわかるとはいえ、ほとんどの福島県民は、ネットの数字は見てこなかったんだろうと思いました。ほとんどの日本国民もそうだろうと思いました。
 NHKの福島地方だけに放送するニュースでは、各市町村の放射線数量や積算量を放送していたんだろうか?と思いましたが、全国向けのニュースでは、ほとんど福島県内の放射線数量は、放送されなかったと思います。
 福島県への放射性物質の降下、放射線数量を全国ニュースとして扱わない事、ローカルニュースにする事が、放射性物質の降下被害が「全国では」小さく見える事に貢献した、一つ目のキーと思いました。
 逆に、関東広域放送・ローカルニュースで関東各県の県庁所在地の空気中の放射線量を報道してました。

 で、福島県知事が「福島は安全です。農産物を買ってください。」ってやっていたと思います。この時点で、twitterなどのネットで「福島市の放射線量を挙げて、それは住民にとって危険じゃないか。」というのは、福島県の考えと反する事につながっていたと思いました。
 なので、福島県を支援する事は、福島県の農産物を買ったりする事であって、福島県内各地の放射線量を報道しない事が福島県への支援と一致する根拠になったと思いました。これが、二つ目のキーと思いました。

 あと、1ミリシーベルト/年から、20ミリシーベルト/年に上げた事が、3つ目のキーになったと思いました。
 IAEAに飯舘村の避難をするように言われたので、しょうがなく計画的避難命令を出した事。IAEAにとっては、避難させる事が問題であって、国内でその結果失われたモノを補償するかは、国内問題という事を認識しました。

 で、最後に夜中に教育テレビで、2ヶ月近く経ってから福島の放射線量を調べた番組を放送する事。これが最後のキーと思いました。これで放射線量を放送してないという事はないと思わせれば、放送局としての責任を問われる事はないだろうという事まで考えていたのかと思いました。
 ネットを見て、もっと情報をふんだんに取っていた人にとっては、やらないよりは、、という感じですし、大多数のネットをやらないテレビだけに情報源を持っている人は、これでかなり納得したんじゃないかと思いました。

 「福島 放射線量報道」で、まず基本的な科学的数値、放射線量を「テレビニュースで」「全国に」「毎日」伝えない事、「ただちに健康に被害が及ばない。」という意味と、自治体首長に同調させる事と、放射線量の基準を引き上げること、その後に「放射線量を深夜番組で伝える」という原子力災害という非常時の雛形が見られたと思いました。
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  1. 2011/06/03 (金) 19:40
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